毎日、ローンの話や保険の話で気分が滅入るので、そんな時にはバイクのことでも書きます。といっても、昔のことを思い出しながらなので、記憶に曖昧なところがあります。
昨日(サーキットデビューの話①)の続き
主催者側から走行やバイクに対する注意点などの説明があります。
レースなどではウインカーやヘッドライトなど取り外さなければいけませんが、走行会ではそこまでは求められません。でも、転倒時の最低限の安全のために、ウインカー、ヘッドライト、バックミラーなどにはビニールテープで転倒時の部品飛散を予防する必要があります。
僕が参加したのはもちろん初級者コースだったので、危険防止のため追い抜きは直線でのみ。コーナー途中で追い抜きをかけるのは抜く方も抜かれる方もある程度の経験が必要だからです。
さあ、コース走行開始です。
最初は慣熟走行といって先導車の後ろをついてゆっくり走行です。ゆっくりといっても直線では120〜30キロくらいは出ています。
慣熟走行が終わったら、一旦ピットレーンに戻ってから再スタート。
さあ、走行開始!
全く初めてのスピード域(といっても初めはビビって200キロなんて出せません)で一番感じたことは、風圧の凄さです。フロントスクリーンに伏せないと頭が後ろに持って行かれます。
そして、直線終わりのブレーキングです。半端でないGが全身にかかってきます。あとでわかったことですが、ブレーキングGを両手で耐えていたんです。そうするとハンドルに全体重がかかってその後のコーナーが曲がりません。カーブを曲がりきれなくなりそうで、ブレーキが恐怖になってストレートのスピードが出せません。結局、200キロ出すのが精一杯でハヤブサの実力を十分に出すところまで行かずに初サーキットは終わりました。
でも、この経験はやって見ないとわからない、非常に貴重な経験でした。
で、結局のところ、大ハマりにハマってしまいました。
その後の経過はまた。