ZX-6R

レース準備編(何かといる)

アマチュアレースでも実際に参加するとしたら、結構色々準備が大変。

レースの必要物品

タイヤウォーマー

タイヤは冷えているとその性能を発揮しません。つまり、グリップしないのでコーナーで転倒する危険性が上がります。普段の練習走行ならばはじめの1〜2周でじっくりとタイヤに熱を加えてから本格的にアタックすればいいんだけど、レースになるとそうはいきません。特に、予選はたったの15分でのラップタイムを競います。タイヤに熱を加えるのを待っていたら予選は終わってしまいます。そこで、必要になるのがタイヤウォーマーです。まあ、電気カーペットみたいなもんで電熱線で温める仕組みです。

発電機 

タイヤウォーマー用。なんともタイヤを温めるだけでこんだけの装備がいるのかと思いますが、仕方ありません。でも、発電機って高いんです。重いし、もっと軽くて安いバッテリーがあればいいんだけど。

メンテスタンド

サイドスタンドを取っ払ったので、メンテスタンドがいります。リアはもちろんですが、タイヤウォーマーを巻かなくてはいけませんので、フロントも必要になります。もちろん、タイヤ交換もせんといかんので、絶対必要ですけどね。やっぱり、定番のJ-Tripがおすすめかな。

タイヤ

だいたい、レースの前には新品のタイヤをはきます。レース用のタイヤはまあ寿命が短い。F1レースや鈴鹿8耐の映像を見たことある人はレース中にしょっちゅうタイヤ交換をしてるなと思うでしょ。アマチュアなんでスリックタイヤ(溝のないタイヤ)ほどでもないけど、それでも2時間も使えばもうずりずりで使い物にならなくなります。実は、このタイヤ代が一番費用的にかかっているかもしれません。前後で5万円くらい。

雨が降るとレインタイヤもいるのでさらに費用がかさみます。

脊椎パッド、胸部プロテクター、ヘルメットリムーバー

事故があった時にライダーを守る装備です。義務付けられています。

ヘルメットリムーバーはヘルメットの下にかぶります。転倒などでライダーの意識がなくなった場合に顎のところの紐を開くようにして、素早くヘルメットを脱がすことができるように作られています。

その他にも、ライダーを守るものとして最近脚光を浴びているのが、エアーバックです。

ガスボンベが内蔵されていて、転倒するとガスでエアーバックが自動的に開くという優れものです。義務化はされていませんが、おすすめですね。ちなみに、僕はしていませんでしたが。

整備道具

レース前日、当日する整備としては、タイヤ交換。オイル交換。各部点検。ワイヤリングなどです。すごいチームなんかはブレーキやサスペンションの分解調整なんかもやっちゃってますが・・・ それなりの道具も持っていきます。

ビートブレーカー。ホイールからタイヤを外す道具。まあ、タイヤ屋さんがサーキットに常駐していてお金を払えばタイヤの脱着はしてくれるんですが。

ワイヤツイスター。ドレンボルトのワイヤリングなどに便利です。

エアゲージ。タイヤの空気圧を測る。必需品です。

エアコンプレッサー。ピットに数カ所ありますが、何かと使用頻度高いので持ってると便利。

ざっと思いつくだけで以上になりますが、まだまだこまごまとしたものがどんどん増えていきます。もう、トランポはぎゅうぎゅう詰めでパズル状態になります。


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